【黒船祭2025】下田の歴史とロマンが甦る！海上花火大会・再現劇・公式パレード完全ガイド

2025年の黒船祭は、5月16日(金)から18日(日)までの3日間にわたって開催されます。メインイベントは毎日行われますが、特に週末の17日(土)と18日(日)はプログラムが充実しています。朝から夜までさまざまなイベントが目白押しで、一日中楽しめるのが魅力です。海上花火大会は5月16日（金）の20:15〜20:40に行われ、祭りの初日を華やかに飾ります。時間を有効に使って、すべての見どころを制覇しましょう！

黒船祭2025のメイン会場は、静岡県下田市一帯です。外ヶ岡岸壁では海上自衛隊掃海艦や海上保安庁巡視船が特別に一般公開され、下田公園や市民文化会館、了仙寺でも記念式典や踊り、再現劇など、さまざまなイベントが行われます。

海上花火大会は下田港で開催され、港周辺や海岸から美しい花火を眺めることができます。アクセスはJR伊東線の伊豆急下田駅が最寄りで、東京からは特急「踊り子号」で約2時間30分です。祭り期間中は臨時バスも運行されますので、駅から会場までスムーズに移動できます。

黒船祭は、1854年にアメリカ海軍のペリー提督が率いる黒船艦隊が下田に来航した歴史的な出来事を記念して始まりました。当時鎖国政策をとっていた日本は、この出来事をきっかけに開国への道を歩み始めます。祭りでは、この歴史的瞬間を再現する再現劇が行われ、当時の緊張感や興奮を体感できます。下田は日本で最初に開港された港の一つで、今でもペリーゆかりの史跡が数多く残っています。黒船祭は単なるお祭りではなく、日本の近代化の原点を感じられる貴重な機会でもあります。

黒船祭のハイライトの一つが、下田港を舞台にした花火シーズンのトップを飾る花火大会です。打上げ場所が4箇所あるため、間断なく花火打上が続き時間の経過を忘れる程です。海面に反射して天空の鏡のような幻想的な光景は、下田だけのお楽しみです。特に注目はラスト5分のエンディングで、銀色の花火が夜空を流れ落ちる様子は一見の価値あり。花火の爆音が三方が海に囲まれた地形で反響し、通常の花火大会とは違った迫力を楽しめます。観覧は無料で、海岸沿いや港周辺から見ることができますが、早めに場所を確保するのがおすすめです。

開催時間：2025年５月17日（金）20:15〜20:40　※雨天の場合17日(土)に順延

会場：下田港

祭り期間中、下田の街を賑やかに彩るのが公式パレードです。このパレードは日米の国際色が溢れ、米第七艦隊や海上自衛隊の音楽隊による演奏もあり、約2.5kmを1時間に渡ってパレードする姿は圧巻です。ぜひ日米国旗を振ってご覧ください。カメラも忘れずに、思い出の一枚を撮影しましょう！

開催時間：2025年5月17日（土）11:30〜12:30 ※雨天中止

会場：市内目抜き通り

黒船祭の最大の見どころが再現劇「日米下田条約調印」です。下田条約が結ばれるまでの日本とアメリカの外交交渉と、下田での日米交流の様子をコミカルに再現します。役者たちによる迫真の演技で、ペリー提督と幕府役人の緊張感あふれる交渉シーンが見ものです。再現劇は歴史の教科書で学んだ出来事が目の前で繰り広げられる貴重な体験で、子供から大人まで楽しめます。歴史好きな方はもちろん、ドラマチックなパフォーマンスが好きな方にもおすすめです。

開催時間：2025年5月17日（土）12:40〜13:10

会場：了仙寺　※雨天→本堂

開催時間：2025年5月18日（日）12:30〜13:00

会場：市民文化会館駐車場　※雨天→市民文化会館大ホール