鶏鳴寺観光完全ガイド|桜の絶景・祈願スポット・アクセス情報を詳しく解説

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執筆:Himari

鶏鳴寺観光完全ガイド

歴史と自然が美しく調和する「鶏鳴寺」は、春は桜、夏は緑、秋は紅葉と、四季折々の風景が楽しめる南京の人気スポット。薬師仏塔や観音殿での祈願、文創グッズが揃う般若堂など見どころ満載です。アクセスも便利で、周辺には玄武湖や大統領府など観光名所が集まり、一日たっぷり満喫できます。服装や作法などの参拝マナーを守って、心穏やかなひとときを過ごしてみませんか?

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鶏鳴寺とは?

鶏鳴寺とは?

鶏鳴寺(けいめいじ)は、中国・南京市にある歴史ある仏教寺院で、三国時代、呉の孫権によって建立されたと伝えられています。その歴史は1700年以上にわたり、南京で最も古いお寺の一つとして、長年にわたって多くの人々の信仰を集めてきました。

「鶏鳴寺」という名は、かつて朝に鶏の鳴き声とともに行われていた法要に由来しており、今もなお“心を静める祈りの場”として親しまれています。自然に囲まれた境内は、季節ごとに美しい表情を見せ、特に春の桜シーズンには寺院前の「鶏鳴寺路」が桜のトンネルとなり、南京でも屈指の花見スポットとして大勢の人で賑わいます。

寺院内には荘厳な仏像や仏教遺物が数多く安置されており、参拝や静かな時間を過ごすのにぴったりの場所。都会の喧騒を離れ、心落ち着くひとときを過ごしてみませんか?

鶏鳴寺の基本情報

営業時間:7:30〜17:00(最終入場 16:30)

入場料:10元(お線香3本付き)

※大型の仏教行事開催日などは営業時間が変更になる場合があります。

鶏鳴寺へのアクセス方法

鶏鳴寺へのアクセス方法

鶏鳴寺へは、地下鉄・バス・タクシーのいずれでもアクセス可能。

▶ 地下鉄でのアクセス

南京地下鉄3号線または4号線「鶏鳴寺駅」5番出口を出て、徒歩約500m(約7分)で到着します。道順もシンプルで、初めての方でも安心して向かえます。

▶ バスでのアクセス

  • 304路バス:新街口から乗車し、「鶏鳴寺(北极阁)」バス停で下車。そこから徒歩ですぐ。
  • 11路・20路・24路バス:鼓楼駅から乗車し、「北极会堂」バス停で下車。徒歩でアクセス可能です。

▶ タクシーでのアクセス

南京市中心部(新街口エリア)から鶏鳴寺までは約5.5km。タクシー利用なら所要時間は約15〜20分、料金は15元前後と手頃です。

鶏鳴寺で外せない注目スポット3選

鶏鳴寺で外せない注目スポット3選

鶏鳴寺を訪れたら見逃せないのが、絶景が広がる薬師仏塔、良縁祈願で人気の観音殿、そして限定お守りが揃う般若堂の3スポット。

1. 薬師仏塔:玄武湖と紫峰大厦を一望できる絶景ポイント

鶏鳴寺の象徴とも言える「薬師仏塔」は、訪れる人々に特別な視点を提供してくれます。塔の上に登ると、玄武湖の穏やかな湖面と、近代的な高層ビル・紫峰大厦が一度に目に飛び込んできて、まさに「古今同框(過去と現代の共演)」の絶景が楽しめます。おすすめは、朝焼けや夕焼けの時間帯。柔らかな光とともに、歴史と現代が織りなす風景をゆったり眺めれば、心がすっと静まります。南京の街並みを違った角度から楽しみたい方に、ぜひ登っていただきたい場所です。

2. 観音殿:良縁祈願に訪れたい人気スポット

鶏鳴寺内でも特に香火が絶えないのが「観音殿」。ここでは、観音菩薩に願い事をすることで、特に“良縁”に恵まれると言われています。恋愛成就や結婚、家族の円満などを祈る人々で、特に春や年初には多くの参拝客で賑わいます。線香の香りが漂う静かな空間で、心を込めて手を合わせる時間は、自分自身と向き合う貴重なひとときにもなります。南京旅行の思い出としてだけでなく、心を整えたい方にもおすすめの場所です。

3. 般若堂:限定のお守り&おしゃれな文创グッズをチェック

「般若堂」は、鶏鳴寺の伝統と現代デザインが融合した文创(文化創意)グッズを販売するショップ。お土産としても人気の「十八籽」手作り数珠や、「柿柿如意」といった願掛け香囊(匂い袋)など、ユニークで温かみのある品々が揃っています。おしゃれで実用的なアイテムも多く、若い世代にも好評。お参りの後に立ち寄れば、鶏鳴寺の思い出がぎゅっと詰まった一品が見つかるはずです。入口近くにあるので、参拝前後に気軽に立ち寄ってみてください。

鶏鳴寺のおすすめ祈福ルート

鶏鳴寺のおすすめ祈福ルート

鶏鳴寺では「南門から入り北門から出る」一方通行ルートが設定されています。参拝順路に沿って進むことで、すべての御堂・見どころを無駄なく巡ることができます。

順路ガイド(南門入・北門出)

古鶏鳴寺牌坊(石のアーチ門)→ 鶏鳴文創(お土産・文化体験エリア)→ 古鶏鳴寺正門(紙チケットの入場口)→ 天王殿(四天王を祀る場所)→ 鐘楼(祈願の鐘)→ 毗盧宝殿(メインの本堂)→ 鼓楼(伝統的な太鼓の塔)→ 般若廊(経文と仏法に触れられる通路)→ 薬師仏塔(健康祈願におすすめ)→ 銅仏殿(大きな銅製の仏像が安置)→ 観音宝殿(観音菩薩に祈願)→ 蔵経楼(経典を保管する建物)→ 下山・北門から退出

鶏鳴寺の御朱印・スタンプスポット紹介

鶏鳴寺の御朱印・スタンプスポット紹介

鶏鳴寺では、参拝の思い出として記念スタンプ(蓋章)を楽しむことができます。各所に設置されたスタンプは、それぞれデザインが異なり、寺院散策の楽しみをさらに深めてくれます。以下は、特に人気のスタンプ設置スポットです。

① 鶏鳴文創店(入口右側)

寺の正門を入ってすぐ右側にある文創ショップ。ここでは常時4種類のスタンプが設置されており、季節やイベントに応じてデザインが変更されることも。

② 般若堂(山頂エリア)

境内を登った先にある般若堂では、祈願風鈴や香包、平安カードなどの文創アイテムとともに、限定スタンプも楽しめます。登山の達成感とともに、記念の一印をどうぞ。

③ 百味斎素面館(素斎レストラン)

山の中腹に位置する百味斎では、美味しい精進料理とともに、食事スペースにスタンプ台が設置されています。食後にスタンプ帳へ記念を残すのもおすすめです。

④ 東厢房(財神殿そば)

財神殿の参拝後は、すぐ隣の東厢房でスタンプを押すことができます。ご利益とともに、旅の記憶もしっかり記録しましょう。

⑤ 西厢房(観音殿そば)

観音殿の奥にある西厢房にもスタンプが用意されています。良縁祈願のあと、心静かに印を残してみてください。

鶏鳴寺で味わうの素斎(精進料理)

鶏鳴寺で味わうの素斎(精進料理)

南京の名刹・鶏鳴寺では、仏教文化に触れながら伝統的な素斎(精進料理)を楽しむことができます。以下は、鶏鳴寺周辺でおすすめの素斎スポットをご紹介します。

① 百味斎素面館

鶏鳴寺の入口近くにある人気の素斎専門店。仏教の教えを大切にした伝統的なメニューが揃い、地元の人々にも観光客にも人気です。

おすすめメニュー

平安面(28元):やわらかい麺に、滋味深いスープが絡む、心も温まる一杯。「平安でありますように」という願いが込められた、寺院ならではのありがたいメニューです。

桜花アイスクリーム(19元)※春限定:ほんのり桜が香る優しい甘さ。

おすすめポイント

店内の窓側席からは、玄武湖や古い城壁を一望でき、景色とともに精進料理を楽しめます。

② 鶏鳴赐茶(ジーミンツーチャ)

鶏鳴寺の境内にあるお茶処で、静かな庭園を眺めながら、香り高い中国茶を味わえます。参拝後に一息つきたいときにおすすめです。

おすすめドリンク

桜花ラテ(25元)※春限定:ほんのり桜が香るラテで、まろやかなミルクとの相性も抜群。春の訪れを感じられる一杯です。

桂花ウーロン茶(22元):キンモクセイの香りがふわりと漂う烏龍茶。花の香りとお茶の深みが調和し、リラックスした時間を演出します。

おすすめポイント

落ち着いた茶屋からは、手入れの行き届いた寺の庭園を望むことができ、まるで時間が止まったような静けさに包まれます。茶器には鶏鳴寺のロゴも入っていて、お土産や記念写真にも。

鶏鳴寺周辺のおすすめ観光スポット

鶏鳴寺周辺のおすすめ観光スポット

鶏鳴寺を訪れたら、周辺にもぜひ足を伸ばしてみてください。歴史と桜、湖の風景が織りなす絶景スポットが徒歩圏内に揃っています。

1. 桜花大道(鶏鳴寺路)

鶏鳴寺路は、南京を代表する桜の名所として知られ、春になると約1kmにわたる桜のトンネルが現れます。特に3月中旬から4月上旬にかけて、薄紅色の桜が満開となり、歴史ある鶏鳴寺の風情と調和して、幻想的な風景が広がります。朝の時間帯(6:30〜8:00)は人が少なく、優しい朝日とともにゆったりと花見が楽しめます。また、夜にはライトアップされ、夜桜と寺のシルエットが美しい夜景を演出。地下鉄3号線・4号線「鶏鳴寺駅」から徒歩すぐとアクセスも便利です。

2. 南京城壁(台城段)

鶏鳴寺から徒歩約5分で行ける「台城段」は、明代に築かれた南京城壁の一部。城壁の上に登ると、眼下には玄武湖が広がり、遠くには近代的な高層ビル「紫峰大厦」が望めます。「古今同框(昔と今の共演)」と呼ばれるこの風景は、歴史と現代が同時に楽しめる絶景として人気です。特に桜の季節には、城壁と桜、湖、そして高層ビルの組み合わせが写真映え抜群。入場料は15元、地下鉄3号線「鶏鳴寺駅」から徒歩圏内でアクセスも良好です。

3. 玄武湖公園(無料)

南京最大の都市湖「玄武湖」は、春の桜の時期になると、湖畔一帯が桜色に染まり、まさに「水辺の楽園」のような美しさを見せます。湖沿いの遊歩道をのんびり歩きながら、桜と湖面のコントラストを楽しむのがおすすめ。ボート遊びやピクニックにも最適で、カップルや家族連れに人気のスポットです。特に夕暮れ時の湖面に映る桜は、忘れられない一枚になります。地下鉄1号線「玄武門駅」からすぐ。環湖路は24時間開放、五洲エリアは季節により営業時間が異なります。

4. 南京総統府(中華民国歴史博物館)

南京の近代史を体感できる「南京総統府」は、かつて中華民国の政府機関が置かれていた歴史的建物群です。敷地内には清朝時代の建物から、民国時代の洋風建築までが融合し、歴史好きにはたまらないスポット。展示室には、孫文や蒋介石らの関連資料も多く、政治・歴史の学びの場としても評価が高いです。春の桜シーズンには、建物と桜のコントラストも美しく、静かに散策するには最適。地下鉄2号線「大統領府駅」から徒歩すぐでアクセスも抜群です。

鶏鳴寺観光際の注意点

鶏鳴寺観光際の注意点

古都・南京に佇む鶏鳴寺は、歴史ある仏教の聖地として多くの参拝者に親しまれています。でも実は、ちょっとした“作法”や“服装マナー”を知らずに訪れてしまうと、恥ずかしい思いをすることも…。鶏鳴寺を訪れる際に気をつけたいマナーや参拝ルールをわかりやすくご紹介します。

服装マナーに注意

露出の多い服(短パン、ミニスカートなど)、帽子、サングラスは避けましょう。落ち着いた色味の服装と、歩きやすい平底靴がおすすめです。

正しい参拝の作法

大殿に入る際は、男性は左足から、女性は右足から入りましょう。敷居は踏まずにまたぐのが礼儀です。

殿内でのマナー

殿内では香を焚かず、写真撮影は禁止です。静かに、敬意を持って行動しましょう。

祈願・跪拝のルール

祈願の際は、中央の座布団ではなく左右どちらかを使用します(中央は功徳を積んだ方のもの)。香を供える時は「左手が上、右手が下」で持ち、願いを込めて香炉に差します。

鶏鳴寺で出会う、心に響く静けさと感動

鶏鳴寺で出会う、心に響く静けさと感動

静寂と祈りの時間、そして四季折々の美しさに包まれる鶏鳴寺は、ただの観光地ではなく、心を整える「特別な場所」です。南京を訪れるなら、ぜひ鶏鳴寺で“静かな感動”を体験してみてくださいね。

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